複数パスにおける増減率の推移表を作る

ディレクトリ分析・分析表・グラフ作成
月次
サイトの構成単位での増減の中長期的な推移を最初の月を100とした指数計算して一覧表にします。 事前の準備として、ドメインレポートでディレクトリを登録する必要があります。 パラメータにはデフォルトで登録順に3つのパスが設定されます。グラフ対応です。 全サイトで有用ですが、HPやECなど多要素で構成されるサイトではより効果的です。
ID Ver. 11009 1.2
タイトル 複数パスにおける増減率の推移表を作る
プロンプトの分類 分析・評価パターン
プロンプト 指定の複数パスの月別の値、値と最初の月を100とした指数を求める。 指数は、小数点以下を四捨五入し、末尾に%をつける。表項目は、パス別に、値、指数の順で並べて。
パラメータ 指定期間:2025年4月~2025年9月 指標:PV パス1:/lineup パス2:/how パス3:/course 表示形式:整数、表形式
後プロンプト パス毎の変動動向と、パスで比較して
消費トークン 4,000 | 4,500
レスポンス 20秒 | 15秒

分析詳細・カスタマイズ

パラメータで指定した指標の増減率の推移表をパスごとに確認できます。パラメータに指定できる指標は1つでデフォルトではPVが指定されています。

表示されるパスはパラメータで指定できます。複数のパスを指定可能ですが、このプロンプトで指定したいパスはあらかじめドメインレポートに登録する必要があります。
指定したパスにはそれぞれ実数と増加率がセットで提供されます。

ECサイトは、商品ページ・登録・カート・広告LP・特集・商材ブログなど様々な構成要素からできており、それぞれが異なる集客施策、異なる回遊の動きをしています。
一方、企業HPは、企業紹介・IR・サービス紹介・採用情報・企業ブログなど、ランディング先によって目的の異なる訪問者ごとの多様な構成要素でできています。
このような多構成要素のサイトは全体数値に加えて、構成要素ごとの増減をみることが重要です。このプロンプトでは、そのようなサイトにおける指標の推移をパスごとに一覧で確認することができます。

パスはデフォルトでドメインレポートのリスト上位から3つが指定されます。別のパスを固定的に指定したい場合は、そのパスをパラメータで指定してプロンプトを保存してください。

後プロンプトによって出力されるサマリーを参照しながら、表やグラフと突き合わせて確認することで、効率的に表のデータ内容を把握できます。
保存したプロンプトを実行した後は、「変化についてサマリーして」とプロンプトで指定すると、同様のサマリーを得ることができます。

出力例(プロンプト)

出力される表は、パスごとに指標の(値、比率)が繰り返し表示されるようになっています。そのため、グラフを表示した際にも同じパスは同じ色になります。

トップページ PV トップページ 前月比増減率(%) lineup PV lineup 前月比増減率(%) how PV how 前月比増減率(%)
2024年11月 1,536 - 1,091 - 664 -
2024年12月 1,035 -32.62 852 -21.91 423 -36.30
2025年1月 1,081 4.44 797 -6.46 449 6.15
2025年2月 1,049 -2.96 778 -2.38 590 31.40
2025年3月 1,917 82.75 1,505 93.44 855 44.92
2025年4月 8,722 354.98 3,070 103.99 1,963 129.59

※前月比増減率(%)は前月からの変化率です。2024年11月は基準月のため増減率は「-」で表記しています。

グラフ

出力例(後プロンプト)

表に表示されたパスごとにサマリーが出力されます。この結果を元に表・グラフを見ることで理解が進みます。

ディレクトリ 開始月PV 終了月PV 増減数 増減率(%)
トップページ 1,536 8,722 7,186 467.84
lineup 1,091 3,070 1,979 181.39
how 664 1,963 1,299 195.63

概況

  • 期間(2024年11月~2025年4月)で、全ディレクトリとも大幅なPV増加が見られました。
  • 特に「トップページ」は+7,186PV、増減率+467.84%と、他ディレクトリと比べても圧倒的な伸びを示しています。
  • 「lineup」「how」もそれぞれ+181.39%、+195.63%と大きく増加していますが、トップページの伸びが際立っています。
  • いずれのディレクトリも2025年3月~4月にかけて急激な増加が見られ、何らかの施策や外部要因によるアクセス増が推察されます。