今年の検索累計の予想値を計算し目標と比較する

アクセス解析ベーシック
月次
今年のこれまでの実績と月別の相対変動パターン表を使って、今年の残りの月での検索数を予測し、年間目標と比較する。
ID Ver. 11015 1.0
タイトル 今年の検索累計の予想値を計算し目標と比較する
プロンプトの分類 二段階分析パターン
プロンプト 以下に、このサイトにおける、自然検索の1年間の変動パターンを、1月基準とした相対値で示します。 年間の開始月から今月までの自然検索数を取得し、各月の実際の値と変動相対値との比率から1需要単位に対する検索数を求めて表にして。 もし、外れ値があれば、標準範囲の最大値に補正した上で、1需要単位の平均値を求めて。
パラメータ 自然検索の1年間の変動を、 年度開始月:2025年4月 今月:2025年9月 年間の累計値目標:700000
後プロンプト 平均値を使い、12月までの残りの各月の予測値を求めて。その上で、今年の予想累計検索数求め、年間累計目標との差分・達成率の予想を行って。
消費トークン 6,500 | 8,200
レスポンス 30秒 | 20秒

分析詳細・カスタマイズ

年間の検索流入の累計値を、これまでの実績と年間の(予想)需要パターンから算出します。その予測値と目標値を比較します。なお、年間の需要パターン、年度の開始月、年間累計目標値は、あらかじめサイトデータとして登録するか、パラメータ内で指定する必要があります。

需要パターンとは、1月の値を基準(100または10)として設定し、1月から12月までの各月の相対的な値を示したものです。検索流入には通常、季節による変動があるため、需要パターンはこうした季節変動を考慮するための参照値として利用されます。

たとえば、需要パターンにおいて1月を100、6月を200と設定し、実際の1月の検索流入数が500だった場合、6月の予測値は1,000になります。このとき、プロンプト中で使われる「1需要単位」とは、1月の検索数500を需要パターン値100で割った「500 ÷ 100 = 5」となり、1需要単位は5と定義されます。この単位をもとに、各月の需要パターン値に倍率をかけて、年間の予測値を算出します。

この予測手法は、検索流入が安定しているサービスサイトが主な対象となります。対照的に、年間の需要パターンを想定しにくいメディアサイトでは、予測の信頼性が下がる傾向があります。一方で、需要パターンが設定できる場合には、検索流入だけでなく、PVやCVの予測にも応用・カスタマイズすることが可能です。

出力例(プロンプト)

以下の表は、2025年1月~2025年6月までの自然検索数と、1月を100とした需要指数をもとに算出した「1需要単位あたりの検索数」、および外れ値補正後の値です。

自然検索数 需要指数 1需要単位あたり検索数 補正後1需要単位あたり検索数
2025年1月 1073 100 1073.00 1073.00
2025年2月 898 80 1122.50 1122.50
2025年3月 1470 150 980.00 980.00
2025年4月 2015 200 1007.50 1007.50
2025年5月 2045 200 1022.50 1022.50
2025年6月 1646 150 1097.33 1097.33
  • 外れ値の判定範囲:下限 891.25 ~ 上限 1,211.25
  • 補正後1需要単位あたり検索数の平均値:1,050.47

ご要望に応じて、今後の月の予測や累計値の進捗分析も可能です。

グラフ

出力例(後プロンプト)

後プロンプトでは、算出された1需要平均値を用いて、残りの期間の予測値を計算したのち、目標と比較します。

以下は、1需要単位あたりの平均値(1,050.47)を用いて算出した、2025年7月~12月の各月の予測自然検索数です。

需要指数 予測自然検索数
2025年7月 100 1050
2025年8月 80 840
2025年9月 150 1576
2025年10月 200 2101
2025年11月 200 2101
2025年12月 150 1576

■ 今年の予想累計検索数:18,391 ■ 年間累計目標(20,000)との差分:-1,609 ■ 達成率の予想:91.96%

このままのペースだと、目標にはやや届かない見込みです。

グラフ