指定クエリのバリエーションを集計した推移表を作る

クエリ分析・分析表&グラフ作成
月次
指定クエリのバリエーションのクエリーを集計して、推移表にします。 2単語では、全パターンを、3単語以上では組み合わせのバリエーションまでを集計します。 表には、順位、クリック数、表示数、CTR、検索ボリューム、表示率を含みます。 順位は表示数で重みづけされて再計算します。
ID Ver. 12005 1.2
タイトル 指定クエリのバリエーションを集計した推移表を作る
プロンプトの分類 二段階分析パターン
プロンプト 指定クエリのバリエーションを集計して、推移表にしたい。 指定クエリが2単語の時は、順序違い、スペース有り無しの4パターンのクエリパターンを作る。3単語以上の時は、順序違いのクエリパターンを作る。 作った全てのクエリパターンの指定期間中の各月のデータを1か月ずつ全て取得したうえで、クリック数、表示数、順位の表を作って。表は指標ごとに分けて出力して
パラメータ 指定期間:2025年4月~2025年9月 ソート:日付の古い順 クエリ:多摩川
後プロンプト 月毎に集計して、順位、クリック数、表示数、CTR、検索ボリューム、表示率を表にして。 クリックと表示数は単純に合算し、順位は表示数で重み付けして再計算する。 ボリュームは元の指定クエリのものを使用し、表示率を計算して。 また、このクエリの変動傾向についてまとめて。
消費トークン 4,500 | 5,000
レスポンス 35秒 | 15秒

分析詳細・カスタマイズ

パラメータで指定したクエリについて、SEOに関連する指標に、ボリュームとボリュームに対する表示率を加えて表形式で出力します。データは検索インデックスで出力するグラフと同じものです。グラフを表示することで、1つのグラフ内にすべての指標が入ります。スケールが異なる指標が混ざっているため、見るべきもの以外を非表示にすることで正確な推移を確認できます。

表示率は、ボリュームに対する表示数の割合です。10位以下であれば表示数は大きく下がります。平均順位が10位以内であっても、常に表示されているわけではありません。同順位でも表示率が上がれば評価が上がり、いずれ順位が上がる兆候だと考えられます。逆も同様です。表示率の変化は、評価の先行指標として把握しておくと便利な参考値です。

後プロンプトを実行することで、表の内容のサマリーが得られます。サマリーを参照しながら、表・グラフを見ることでデータの理解が進みます。

出力例(プロンプト)

パラメータで指定したクエリのSEOに関連する指標全ての一覧表です。
検索ボリュームはあくまでも推定値のため、表示数が検索ボリュームを大きく超えることもあります。本質的には超えるはずはないのですが、超えている分には問題がないと考えます。

順位について、グラフで表示する際には、順位が上位のものが軸の下部にくるので、順位を見るときには注意が必要です。

日付 順位 クリック数 表示数 CTR 検索ボリューム 表示率
2024年11月 3.97 78 3407 2 1600 2.13
2024年12月 4.71 58 2872 2 1300 2.21
2025年1月 3.63 65 3864 2 1600 2.42
2025年2月 4.50 62 3228 2 1300 2.48
2025年3月 3.54 81 4616 2 1400 3.30
2025年4月 5.17 72 1413 5 1400 1.01
  • CTRと表示率は整数の%表記です。
  • 表示率は「表示数 ÷ 検索ボリューム × 100」で算出しています。
グラフ

出力例(後プロンプト)

パラメータで指定した1クエリについて全ての情報をプロンプトで出力しているため、クエリについての詳しい解説が得られます。

「ロードバイク レンタル」の検索クエリについて、2024年11月~2025年4月のデータから傾向を分析します。

1. 表示数・検索ボリュームとの関係と表示率

  • 表示数は全体的に検索ボリュームを大きく上回っており、表示率は100%を大きく超える月が多いです(最大330%)。
    • これは、1人の検索ユーザーに対して複数回表示されている、もしくはGoogleの検索結果で多くのページで表示されていることを示します。
  • 2025年4月のみ表示率が101%と大きく下がっています。これは検索ボリュームと表示数がほぼ同じで、検索結果での露出が減少した可能性があります。

2. 順位の推移

  • 平均掲載順位は3.5~5.2位の間で推移しています。
    • 2025年3月までは3~4位台で安定していましたが、2025年4月は5.17位とやや下落しています。
    • 検索結果での上位表示は維持できているものの、直近でやや順位が下がる傾向が見られます。

3. クリック数とCTR

  • クリック数は月によってばらつきがありますが、50~80件程度で推移しています。
  • **CTR(クリック率)**は全期間で2%前後と低めですが、2025年4月のみ5%と大きく上昇しています。
    • これは、表示回数が減ったことで、より興味の高いユーザーに絞られた可能性があります。

4. 検索ボリューム

  • 検索ボリュームは1,300~1,600の間で推移しており、季節変動は大きくありません。

総合的な傾向まとめ

  • 「ロードバイク レンタル」は安定した検索需要があり、検索結果での露出も高い状態が続いています。
  • 直近(2025年4月)は表示数・順位ともにやや低下傾向ですが、CTRは上昇しており、より関心度の高いユーザーにリーチできている可能性があります。
  • 今後は順位の下落や表示数減少が続く場合、コンテンツやSEO施策の見直しが必要です

ご要望があれば、さらに詳細な分析や他クエリとの比較も可能です。