複数クエリの指標をマージする

クエリ分析・分析表&グラフ作成
月次
複数のクエリを1つのデータにまとめます。表示数やクリック数は合算し、順位や、CTRなどは再計算します。検索意図が似たものを集めて総合的な評価を可能にします。名称や事象・物等、複数の呼び名・文字種。近接・広域地域(港区、中央区、東京)名称などを想定しています。
ID Ver. 12007 1.1
タイトル 複数クエリの指標をマージする
プロンプトの分類 分析・評価パターン
プロンプト 指定した複数の検索クエリについて、指定期間の表示数、クリック数を月毎に取得して。その後、月別に合計値とCTR、表示数によって重みづけした加重平均による平均順位を計算して求めて。それらを、表示数合計、クリック数合計、CTR、加重平均順位を列にとった表にして。CTRは%表記で小数点第2位を四捨五入して。 データが多くなることも想定し、必ず精密に計算して求めて。
パラメータ 指定期間:2025年4月~2025年9月 検索クエリ1:多摩川 検索クエリ2:ロードバイク
後プロンプト クエリ合計値の傾向を教えて
消費トークン 5,400 | 7,000
レスポンス 10秒 | 20秒

分析詳細・カスタマイズ

パラメータで指定した複数のクエリをマージして、関連するクエリの検索における総合力を検証します。クリックTOP30などのプロンプトで自動的に行っている単語の並び違いを正規化して集計するのと同じことを、指定した特定のクエリ間で実施します。

マージする指標は、表示数、クリック数、CTR、平均順位(表示数の重み付け)の4指標です。マージするクエリのボリュームや順位が大きく異なる可能性があるので、順位については参考数値程度に捉える必要があります。

ここでマージする価値のあるクエリは、検索意図が同じものや内包するもの、単に別名がある場合などです。日本語・英語表記、綴り違いなどの文字表記に関する表記揺れの場合は有用です。重要なクエリが分散してしまっており、検索における評価の傾向が把握がしづらい場合、このマージ機能を使ってプロンプトを実行することで、クエリの傾向が掴みやすくなります。

検索意図が違うもの、関係性の薄いクエリをマージしても、その結果は考察するに値しないため、ご注意ください。

後プロンプトを実行することで、サマリーが得られます。サマリーを参照しながら、表・グラフを見ることでデータの理解が進みます。

出力例(プロンプト)

パラメータで指定したクエリ同士のデータをマージして表にします。
表示数、クリック数、CTR、平均順位が再計算されます。表示期間もパラメータで指定できます。クリック・表示ともに合計値が0の月は表示されません。

合計クリック数 合計表示数 表示数加重平均順位
2024年11月 116 4,938 3.80
2024年12月 138 3,614 3.87
2025年1月 142 5,224 3.45
2025年2月 127 4,838 3.60
2025年3月 122 4,868 3.52
2025年4月 132 1,742 4.79

ご指定の2クエリについて、各月の合計クリック数・合計表示数・表示数加重平均順位を算出しました。

グラフ

出力例(後プロンプト)

合算したクエリの推移や、各指標の傾向、全体の傾向、直近の傾向についてサマリーされます。

合計クリック数 クリック数増減率 合計表示数 表示数増減率 表示数加重平均順位 順位増減
2024年11月 116 4,938 3.8
2024年12月 85 -26.72% 3,948 -20.05% 4.4 0.6
2025年1月 101 +18.82% 5,224 +32.32% 3.48 -0.92
2025年2月 100 -0.99% 3,471 -33.56% 4.4 0.92
2025年3月 122 +22.00% 4,868 +40.25% 3.52 -0.88
2025年4月 132 +8.20% 1,742 -64.22% 4.79 1.27
グラフ

【傾向まとめ】

  • クリック数・表示数ともに月ごとに増減が大きく、安定していません。
  • 2024年12月と2025年2月、2025年4月は大きく表示数が減少していますが、2025年1月・3月は大きく増加しています。
  • 表示数加重平均順位は、増減を繰り返しながらも4位前後で推移しています。順位が良化した月(2025年1月・3月)は表示数・クリック数も増加傾向です。
  • 2025年4月はクリック数は増加したものの、表示数が大きく減少し、順位もやや悪化しています。

全体として、順位の良化と表示数・クリック数の増加が連動している傾向が見られますが、月ごとの変動が大きい点が特徴です。